くらわんか餅の世界

いにしえから伝わる
大阪枚方の銘菓

大阪の陣(慶長十九〜二十年)で
家康の難を救った船頭・久六は
淀川にて食べ物を売る権利を与えらました。
往来する船に向かって
「酒食らわんか 餅くらわんか」と
呼びかける声は風物詩となり
くらわんか船とともにくらわんか餅が
枚方の銘菓になったと伝えられています。
また、第十四代将軍・徳川家茂にも
献上されたお餅とも言われています。
寛永十二年